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大和高原の歴史

大和高原の魅力の一つでもある歴史に触れてみましょう。
タイムスリップしたみたいな気分になれること間違いなしです!

 


木造如来坐像
本座像は、右手を施無畏印、左手は挙印を結び、像高四十三・五糎の小像ながら、巧みな刀法で量感豊かに結跏趺坐する本格的な平安初期様式を示す如来像です。
寺伝では釈迦如来としていますが、その像容からして金剛界五仏の中の不空成就如来だとする見方もあります。
本体を榧(かや)の一木から彫成し、足部にのみ横一材を加えて漆箔で仕上げています。

 

 

 


薬師如来座像
像高1.5m。作・藤原仏。 平安時代後期の作品で、円満な表情、ゆったりとした像体が、重要文化財として相応して堂々とした姿を保っている。

 

 

 

 


天昭寺薬師堂
天正12年(1594)造営。 釘を一本も使わない合掌づくり。 カヤ葺奇棟の端正な小堂内部は、能舞台形式になっており、本尊薬師如来と十二神将が安置されている。

 

 

 

 


春日神社(土屋原)
本殿は素木の神明造で、天津児屋根命(あまつこやねのみこと)が祀られています。境内には、樹齢400年以上と言われるイチョウの大木があり、普通の葉に混ざって筒状になった珍しい葉が付くことから「ラッパイチョウ」として親しまれています。
11月中旬から下旬の紅葉の時期には葉が鮮やかな黄金色に染まり、落葉が境内を覆う光景はまるで黄金色の絨毯を敷いたような美しさで、落ち葉の中からラッパイチョウを見つけると、幸せが訪れるといわれています。

 


敷津七不思議
御杖村神末(こうずえ)の敷津(しきづ)地域には、倭姫命(やまとひめのみこと)や弘法大師にゆかりのある7つの不思議な伝説が伝わっています。
各スポットにはスタンプボックスが設置されており、スタンプ収集に7つ全てを巡る約2kmの行程は、ウォーキングコースとしても人気です。

 


大野寺
しだれ桜が有名です。
白鳳9(681)年、役小角が開き、天長元(824)年、弘法大師が室生山を創める前に、ここに一堂を建て慈尊院弥勒寺と称したとあるが、これは真言宗になってからの寺伝であろう。
室生寺の北の大門といわれ、山号は楊柳山。宇陀川の対岸の石英安山岩に刻まれた高さ13.8mの壮大な弥勒如来立像(磨崖仏)は、他には類がなく、気高く壮麗である。

 


室生寺
奈良時代末、桓武天皇の病気平癒を願った興福寺の僧賢璟が室生山寺を創建したとされる。
その後、江戸時代に五代将軍徳川綱吉の生母、桂昌院の尽力によって再興され、真言宗の寺院となった。また、高野山が女人禁制であったのに対し、室生寺は女人の参詣を許し「女人高野」と呼ばれ女性の信仰を集め、今も女性に人気。
令和2年度には、文化庁から「女性とともに今に息づく 女人高野」をテーマにした「日本遺産」に認定されている。

 


神武天皇神話
初代天皇とされる神話上の人物。
九州の日向から東進し、橿原宮で即位するまでの間に、宇陀を舞台に戦いを繰り広げている。
吉野を経て菟田下県の穿邑から宇陀に入り勢力下におさめると、ここを拠点に奈良盆地に向けて攻め込み大和を平定、橿原宮にて即位した。
即位後祭祀を行ったという鳥見山霊畤は鳥見山とされる。