一度は見たい大和高原の自然
大和高原の自然はどの季節でも魅力的な場所が沢山あります。
ぜひ、大和高原の神秘的、幻想的な自然で癒されてください!
霧氷
1月から3月にかけての厳冬期に、空気中の水分が木々の枝に付着して凍り付く現象、「霧氷」を見ることができます。
さまざまな気象条件が重なることでしか見ることができない「霧氷」は、~自然が生み出す氷の華~とも呼ばれています。
その繊細で幻想的な光景をぜひ一度自分の目で確かめてください!
七滝八壺
七滝八壺は、台高山脈「伊勢辻山」を源とし、大又川にそそぐ七つの滝の総称で、水量豊かで美しい景観を造形しています。
吉野杉の人工林に囲まれる一帯は、日本三大人工美林のひとつであり、ニホンカモシカ、ニホンザルなど多くの動物が棲息しています。
平成20年に環境省により、平成の名水百選に選定されており、奈良県の「やまとの水」にも選ばれています。
屏風岩公苑
屏風岩は兜岳の西側にあり、標高940mあります。
奇峯がその名の示すように南面にあたかも屏風を立てたように屹立しています。
その幅2km、鋸の刃のように鋭くそびえ、垂直に柱状節理の岩壁が約200mの断崖をなしています。
岩壁には、ミツバツツジなどが咲き誇り、麓に広がる公苑は、春には大木の山桜が咲き乱れ、秋には紅葉で彩られる岩壁とのコントラストは圧巻です。
※昭和9年12月に屏風岩は、国の天然記念物に指定されています。
古光山
スリリングな岩峰を並べる2つの異峰を踏む古光山。
古光山は標高953mあり、山容雄大で玻璃質黒雲母岩や石英岩からなっています。
頂上からは、360度の大パノラマで眺望がよく、奇岩が突き出て奇観を呈しています。
昔は天狗が住みつき太鼓の音が聞こえたそうで、古光山の八分目に天狗の「踊り場」というのがあります。
不動の滝
三峰山(みうねやま)の麓には、落差21mの不動の滝(ふどうのたき)が流れています。
静寂に包まれた山の中に水の音を響かせるその姿は荘厳で、自然のパワーを分け与えてくれます。
夏には新緑に包まれ涼しげに、秋には紅葉が映え鮮やかに、冬には雪化粧と氷で神秘的に、季節によって様々な姿を見せてくれることも不動の滝の魅力です。
また、滝の傍らには不動明王が祀られ、人々の願いを叶えてくれるといわれています。
ラッパイチョウ
普通の葉に混ざって筒状になった珍しい葉が付くことから「ラッパイチョウ」として親しまれています。
11月中旬から下旬の紅葉の時期には葉が鮮やかな黄金色に染まり、落葉が境内を覆う光景は、まるで黄金色の絨毯を敷いたような美しさで、落ち葉の中からラッパイチョウを見つけると、幸せが訪れるといわれています。
佛隆寺千年桜
空海の高弟・堅恵が室生寺の南門とし て創建した佛隆寺の参道の石段に威勢よ く枝をはった桜の巨樹で県下最古の桜、 山桜とエドヒガンの亜種。
毎年4月第3日曜日は千年桜の花見会が開催される。
榛原室生棚田
榛原から曽爾・御杖へと抜ける伊勢本街道の宿場町・高井からは、室生古道が分岐します。
室生古道は榛原赤埴の佛隆寺から唐戸峠を経て室生寺へ向かいますが、現在では唐戸峠付近を通る林道が開通しています。
この林道からは、榛原赤埴の棚田や周辺の山々が一望できます。
深谷龍鎮渓谷
室生湖に注ぐ清流で「やまとの水」に選定されている山深い渓谷です。
山から流れてきた水が注ぐ淵は、太陽の光を受けてエメラルドグリーンに輝く様は息をのむ美しさ。 ※周辺はご神域なので水遊びなどは控えましょう。
白つつじ
山頂付近と山頂より三重県側の平原「八丁平(はっちょうだいら)」で群生が見られます。
青空の下、白い花と木々の新緑が生み出す上品なコントラストは絶景です。